ライターをしている皆さん、これから、
始めたいと思われている方、どんなソフトウエアを使っていますか?
文章を書くならMicrosoft Wordという方も多いと思います。
でも、隙間ワークを家でしたいのに、
家のパソコンにはMicrosoft Wordが入っていない。
買うにはMicrosoft Wordは高いし・・・
というかたも多いのではないでしょうか。
そんな方に、お勧めしたいのがGoogleドキュメントです。
WORDに劣る部分もありますが、
無料で使えて、クラウドに保存できるので便利です。
今回はそんなGoogleドキュメントを、
Microsoft Wordと比較して、
そのメリットについて説明していきます。
Microsoft WordとGoogleドキュメントの値段を比較!!!
Microsoft Wordの1番のメリットは、
『職場で使ったことがある』ということではないでしょうか。
報告書などの書類を作成する仕事をする方は、
会社側でパソコンとともに貸与されることが多いと思います。
ですから、触ったことはあると言う方は多いと思います。
しかしながら、自分で買うと案外高いことをご存知ですか?
そこで、2019年9月の値段を調べてみました。
Office Home & Business 2019 35,000円
Office Personal 2019 30,000円
OfficeにはWord以外にも、
ExcelやPowerpointといったよく使うソフトウエアが入っています。
他にもAccessやOutlookなど、
家庭ではあまり使わないようなソフトウエアも入っています。
『Wordだけを買えばいいじゃない』と思うかも知れませんが、
普通の方法では買えません。
Wordと表計算ソフトのExcelだけ入っているものもありますが、
30,000円と高価です。
補足しておくと、パソコンに最初からインストールされているものが、
一番お得で、1万円くらいで手に入ります。
もちろん、Officeだけ売ってくれというのはできません。
『じゃあGoogleドキュメントのお値段は?』と思うでしょう、
ですが、なんと、これは無料です。
しかも、Microsoft Wordのdocxファイルと互換性があります。
互換性というのは
Microsoft Wordで作ったファイルを読み込んで編集できる、
Googleドキュメントでdocxファイルを作って、
Microsoft Wordで読み込むことができるという意味です。
『となると、Googleドキュメントの方がお得じゃないか!』
と思うでしょう、その通りなのです。
とは言っても、完全ではありません。
Microsoft Word を使うメリットはあるのか?
Microsoft Wordを使うメリットは挙げればキリがありません。
例えば、Microsoft Word専用のプラグインなどがあります。
僕は仕事で文章を書くときには、
参考文献を入れることが頻繁にあります。
この際、一つ一つ参考文献を手書きしていくと、
数十個あるような場合は大変です。
そこで、参考文献をデータベースに入れて、
そこから直接文章に入れるようなプラグインを使っています。
また、PDFを使うことが多く、
いくつかのPDF関連のプラグインも使用しています。
他にも、校閲など、人に添削をお願いする際にも、
便利な機能が多数あります。
ですが、これ、絶対に必要かと言うと、
そんなことはありません。
プラグインは仕事で専門的な文章を書く人以外は、
あまり必要がありません。
校閲機能も、必須かと問われたら、そうでもないと言えます。
現在は、日本語のチェックをオンラインで、
ペーストすればできるサービスもあります。
結論から言えば、家でライターの仕事をする程度なら
Microsoft Wordは必要ありません。
Googleドキュメントで十分なのです。
Googleドキュメントのススメ
Googleドキュメントの最大のメリットは無料であることです。
また、Microsoft Wordと互換性があり、こちらを使ったことがある方なら、
なんとなくでも使い方がわかります。
むしろ、Microsoft Wordをシンプルにした印象ですので、
初めての方にもとっつきやすいと思います。
ただし、使うにはGmailのアカウントを作る必要があります。
スマートフォンでAndroidを使っている方なら、
必ず持っているでしょうが、iphoneのみの方は馴染みがないかも知れません。
もちろん、無料で作れますが、
持っていない人はアカウントの管理など、面倒に感じるかもしれません。
ただ、その面倒さを考えても、Gmailのアカウントは便利です。
当然メールも見られますし、カレンダー、マップなどとの連携もできます。
また、アカウントを作るとGoogleドライブという
クラウドサービスが使えるため、Googleドキュメントなどで、
作ったファイルはオンラインで保存ができます。
クラウドサービスに慣れていない方には、
ちょっと面倒くさく感じるかもしれませんが、
慣れれば非常に便利です。
例えば、同じアカウントを使っていれば、
パソコン、スマホどちらでもファイルを見られますし、
編集もできます。
もう一つ、かつ最大のメリットは、Googleドキュメントは、
Google ChromeやMicrosof Edgeなどのブラウザ上で動くため、
インストールが不要なことです。
ですから、Googleドライブを通して、
他のパソコンでもブラウザが入っていればすぐに編集することができます。
Microsoft Wordの場合は、
インストールされていないと使えないため、
これは大きなメリットです。
最後に
ここまでGoogleドキュメントのメリットを書いてきました。
無料でインストール不要、ブラウザが、
あれば使えるというのはとても大きなメリットです。
結論を言えば、ライターの副業をするならGoogleドキュメントで十分です。
また、クライアント側もGoogleドキュメントで、
納品OKな場合も多くあり、認知度も高いです。
Googleドライブを通じた共有機能もありますので、
むしろ、多数のライターを抱えるクライアントさんは、
Microsoft Wordより好む方もいます。
1つ難点があるとすれば、
クラウドを使ったことがない人は慣れないととっつきにくい点でしょう。
この点は昔ながらのパソコンにインストールして、
オフラインで使えるMicrosoft Wordに、
慣れた方にはちょっと大変かもしれません。
うっかり、秘密のファイルを他人と共有してしまう・・・
などといったこともあります。
最後になりますが、
ライターのツールとしては他にも色々な候補があります。
中には、そもそもMicrosoft Word もGoogleドキュメントもいらないんじゃない?というようなものもあります。
これについては、別の機会で書かせていただこうと思います。
ですが、取り急ぎライターの仕事をしたい!
と言う方にはGoogleドキュメントは絶対的にお勧めです。